精華少年剣道クラブの剣道kids!フォロワーの皆さん!お元気ですか!?
ハーイ!すごもりkids!ちゃんと素振りしてますか?してない?アカンやん!
試合まで3ヶ月、それに来年の全国大会の予選(よせん)までは、あと9ヶ月
しかない!
初太刀という言葉(ことば)があります。「しょだち」です。剣道の試合や
稽古で最初(さいしょ)の打突(だとつ)です。剣道ではね、この初太刀を大事
するんです。なぜか?前の試合や稽古が終わったあと、次の剣道に向けて、
どういう準備(じゅんび)をしたか?それがあらわれるのが初太刀だからです。
ですから、精華kidsには、稽古を再開(さいかい)した時、1人ずつ私に面を
打ってもらいます。体操(たいそう)が終わったあとです。館長先生ならば、
稽古中止のあいだ、素振りをしてたかどうかわかるそうですよ(こわ〜っ)。
後記 館長先生の面打ちへのこだわり、大きな声、大きな打ち、大きな残心、
それが精華の子供達、中年達のめざす剣道です。と言う事で今回は「小手先
(こてさき)の剣道で勝っても、精華ではほめてもらえません!」と言うお話し
でした。
kidsへ
・稽古再開まで素振りします。このメールが着いた日から、kidsのあいてる
ときに、自分の家で参加(さんか)して下さい。
☆日曜日の夕方・・・5時から7時のあいだの時間(いつもの稽古時間です)
以下は、日曜日以外の日です。
☆夕方の6時30分・・・私が帰宅(きたく)してしばらくした時間です。
☆夜の8時30分・・・私がお風呂に入る前の時間です。
☆夜の9時30分・・・私がねる前です。
☆朝(あさ)やる!と言うkidsはもちろん、朝でもOK!
引退した中学生もやるといいですよ。少ない回数でもいい??いいんです。
ゆっくり大きく上下素振りしてください。肩こりがなおります。
☆素振り
・力をぬく。大きくふりかぶる。ゆっくりふる。面のところで手をのばす。
・面のところでしっかりとめる。剣先ピクピク!1本ずつ正確に!
・面のところはとめるけど、一番うしろの位置では止めない!一番うしろに
いけばすぐリターン!投げ釣りのイメージです。ハエたたきで手首を使う
イメージです。
☆構え
・大きなかがみがあればその前で構えよう。ふりかぶりのところから、だん
だん手元をさげよう。正しいところにくれば、竹刀の長さがわからなくなり、
ゴルフボールになる!!そこまで竹刀をさげてみよう!大きなかがみがない
人は、家の人に見てもらおう。
・構えでためしてほしい。おやゆび以外のほかの4本のゆびをまっすぐのばす。
この両手の4本のゆびは、竹刀と同じ方向を向きます。構えのときも、ふり
かぶった時も方向はまっすぐ!ニャンコにぎりになってないかこれで確認!
竹刀が手の内におさまれば、おやゆびだけでも竹刀はおちない。そして、
できればそのまま素振りをしてみよう!「空手チョップ」素振り!です。
空手チョップがムリなら、両手のひとさしゆびをピン!とのばしてみよう。
両手のひとさしゆびが竹刀と同じ方向をまっすぐむいてるかな?
☆切り返し(オカンと言う言葉を使ってますがオトンでもだれでもOK)
オカンは小手をはめます。くさい!とか言わない!竹刀を持って下さい。
聖徳太子のように竹刀をたてて持つ。kidsは小手の切り返しをして下さい。
リズミカルにやわらかく打つ。きつく打たない。イタイから。正座のまま
でも、立ってもOK。左手は中心を外さず、右手でVの字を書こう。
☆面打ち
オカンは面をつける。くさい!とか言わない!オカンも竹刀を持って構える。
双方立って構える。kidsはふりかぶらない。天井にあたるから。kidsはすり足
で、構えたところから小さく面を打つ。面!を打ったらしっかり止める!!
試合や稽古なら踏み込み足で、ドン!と打つけど、家の中なのですり足です。
腰を入れ左足を早くひきつければすり足でも強い面が打てる。是非トライを!
☆跳躍素振り
左足だけでもできるようにチャレンジしてみよう!両足でやるように、左足
だけでも前後に体を動かす。左足はまっすぐ前!これ大事。
☆左ききになる。
人間の脳はスーパーコンピュータのような凄い能力があります。。その反面、
不器用な面もあります。右手に力がはいりがちなkidsは左ききにチャレンジ!
ハミガキ、トイレのフタ、水道をひねる、できる範囲でいいので、意識して
左手でやってみよう!剣道は敵をだますのも作戦の一つ。まずは自分の脳を
だまそう!10日ぐらいで脳がだまされて無意識に左手が動きます。スムーズ
な打ちになる!かも。
☆石舟斎(せきしゅうさい)先生の妄想アドバイス!
「剣道の教科書にはのぅ、ふりかぶりで竹刀がうしろへ落ちないように、とか、
天井をつく位置までしかあげるな、と書いてるのぉ。もちろん正しいんじゃ。
でものぉ、小学生からそうするとのぉ、どうしても剣先の走った振りができん
のじゃ。だからのぅ、あえて背中に着くまで大きく振れと言っとるんじゃ。
肩と肩甲骨(かたとけんこうこつ)を大きく回すんじゃ」
「素振りを何本もできる子は素振りだけでよいのぅ。でもの、家の中でもできる
稽古もあるのぅ。☆面打ち、で書いてる面はのぅ、ドンと踏み込み足にすれば、
試合で使う面と同じじゃ。わかりやすく「小さく面」としてるがの、ホンマは
「手の内(てのうち)で打つ面」と言うんじゃ。左足をまっすぐ固定して、右足
をスーっとだしての、手の内で面!と同時に左足をスッとひきつけるんじゃ。
打たせる方は、止まったまま、とか、打つ動きをしてそのでばなを打たせる
とか、工夫するとより試合や稽古に近いゾ。竹刀の先の力強さをひきだすのは、
この左足のひきつけじゃ。小さい子やおなごでものぉ、このひきつけをちゃんと
してる子はの、力強い面を打つんじゃ。大事なのは力強い面じゃ。力が強い面
とちがうゾ。もちろん面を打ったらそのままとめる!じゃ」
「切り返しはの、もちろん、胴の切り返しもあるんじゃ。でも家ではやらんのぅ。
なんでじゃと?胴を打ったらうるさいからじゃ。素振りに戻るがの、大事なのは
竹刀の、しなり、を感じる事じゃ。竹刀の竹1本やツッパリ棒、軽いものを振れば
しなるじゃろ。それを竹刀でもイメージするんじゃ。その剣先のしなりが面がね
を超えるんじゃ。面がねは100本打っても面にはならんゾ。しならせるためにのぉ、
面!のところでとめるんじゃ」
☆後記 私もこの時間、kidsの顔(かお)を思いうかべながら素振りをします。
LINEやZoomもあるけど、仲間の顔(かお)や息づかい(いきづかい)、そんなのを
想像(そうぞう)するのは、とても素敵(すてき)です。ホンマにみんなやってる?
そんな事はいっさい思わない。圧倒的に(あっとうてきに)精華kidsを信じてます。
仲間を信じる事が出来ないと団体戦はたたかえません!!