精華少年剣道クラブの剣道kids!フォロワーの皆さん!お元気ですか!?
「努力は必ず報われる(どりょくはかならずむくわれる)」よく聞く言葉です。
「がんばれば、ぜったい、いいことがあるよ」、そんな意味です。その反対、
このごろはこの言葉もききます。「努力は必ず報われる、とはかぎらない」
です。ちょこちょこ聞きますし、読んだりもします。
今もハッキリおぼえてますが、新聞(しんぶん)の投書欄(とうしょらん)で
こんなのがありました。小学校の先生という方が「私は努力は必ず報われる、
とは教えません。一番努力をした子が優勝するとは限らないからです。だから
私は、努力は必ず報われるとは限らない、けども日々の努力は大切だよ、そう
教えるのです」そんな投書がのってました。
私はこんな先生に指導を受ける子供達がホンマにかわいそうやと思いました。
この先生の「報われる」という意味は「優勝する」「合格する」「金賞をとる」
そんな事を仰っているんだと思うのです。でも私は「報われる」という言葉の
意味は、そんなにわかりやすく単純(たんじゅん)な意味では無いと思ってます。
私も高校時代はそれなりに行きたい大学はありました笑。しかし、行きたい
大学からはことごとく来るなと言われ、「来てもいいよ」と言ってれたのは
龍谷大学(りゅうこくだいがく)だけでした。仏教(ぶっきょう)の教えが大学の
理念(りねん)です。当時の私は「仏教なんかダッセー」って思ってました。
キリスト教ではキリストさんの誕生日がクリスマス!いいじゃん!!龍大では
親鸞(しんらん)という、お坊さんの誕生日にあわせて報恩講(ほうおんこう)と
いうお祭り行事があります。私はこれがイヤでしょうがなかったです。なんせ
「仏教なんかダッセー」派なんですから。
後記 報恩講でお気づきのように「報」という文字、言葉は仏教ともつながり
が深いです。「努力は必ず報われる」、って子供に言うならともかく、大人に
対して言うにはどーよ??って感じですね。私は大学はたくさん落ちました。
その頃ならまさしく「努力は必ず報われるとは限らない」、そう考えてました。
でも受験勉強で「机にむかう」クセが少しはつき、「知らない事がわかる喜び」
も少しはわかるようになりました。勤務先から受けさせる資格試験にもさほど
拒否反応(きょひはんのう)はありません。あれれ?これって「報われる」って
事ですよね?イヤイヤでしょうがなかった中学の剣道部、でもそれなりに稽古
もしました。でも最後の試合は1回戦負け、「努力は必ず報われる、ウソやん」。
しかし今こうしてまがりなりにも子供達に指導をしてます。「報われる」です。
と言う事で今回は、「努力は必ず報われる」、子供の目をまっすぐ見てそう言
ってあげて下さい、と言うお願いでした。