ハーイ!剣道kids!保護者の皆様!ご縁をいただいた皆様!お元気ですか?
ラジオのニュースを聞くたび「激しい運動は避け、クーラーを使用し、、、」
そんな中、ましてやマスクを付けて剣道をする、、それも毎日、稽古、もう
子供達には拍手を送ります!
私が剣道をしていた40年前!?にはマスクを付けて剣道をするなど想像も
つきませんでした。このマスク、剣道の稽古風景を大きく変えた気がします。
私が中学生の頃にご指導いただいた「掛かり稽古」、私は「この世の地獄」
だと思ってました。先生によってはもう、ずーーーっと続きます。今思うと
5分?もっとか、最後はホンマにヨレヨレ、先生に倒される事もあり、倒さ
れても先生は打ち込んでくる、或いは壁に追い詰められて打ち込まれる、、
先生と子供の間に信頼関係がないと、ただのシゴキになってしまいます。
猛暑の中、マスク着用で昔ながらの「掛かり稽古」をすれば、大きな事故に
なるかもしれません。とは言え、剣道の上達には「掛かり稽古」は必要です。
精華では20秒サイクルが基本、先日は30秒にしたところ、受ける私達でさえ
もの凄く長く感じました。
水曜日の稽古、面付け組の指導は私1人の時もあります。面付け組の子供
は多いときは8人、一番下は2年生です。私は1人で「掛かり稽古」を受ける
のですが、これはやはり緊張します。ケガをしないか、事故にならないか、
逆に甘くならないか、厳しい声も掛けるので萎縮してしまわないか、イジメ
られている、と感じないか?子供の力量によりますが、6年生ならば1分近く
やる事もあります。
私は「ある言葉」を使ってから、「掛かり稽古」をするようにしています。
稽古中盤でその「言葉」を使うと、子供達のテンションが低くなるのがわか
ります。
後記 少し前の水曜稽古で中学生2名が来ました。「掛かり稽古」前なので
私は小学生同様に声を掛けました。「リョータ、クーガ、愛してるぞ」。
面越しの2人の顔は「きょとん」、としてました。小学生にはいつも通り1人
ずつ声を掛けると、「掛かり稽古かぁ」とか「ムリです」とか「私は愛して
いりません」とか、でもよく考えますと、よそ様の大切な子供達で、しかも
微妙な年頃の子供達に掛けるにふさわしい言葉ではありませんね。反省して
8月に入りたいと思います。