フォロワーの皆さん!春や!Instagramにあった2月1日の稽古前の館長先生のお話しを紹介します。学校なら校長先生、会社なら社長さん、道場では館長先生、長がつく方のお話しは、いつの時代も「ちょい長め」、、学校や会社では立ったまま聞きますが、道場ではもちろん正座。館長先生は「木こりとサトリ」のお話しをされました(木こりというのは、山で木を切り、その木を売って暮らす人です)。
昔々ある山に一人の木こりがいました。木こりは斧(おの)で木を切っていました。そこへ「サトリ」という世にも珍しい「人の心の中を読める動物」があらわれました。サトリは木こりの気持ちを次から次へと言い当てます。「おい!木こり。お前は今、珍しい動物が来た!と思っただろう?」「こいつを捕まえよう!と思っただろう?」「何で俺の気持ちがわかるのか?と思っただろう?」木こりは心の中を次々と読まれました。木こりはとてもこわくなりました。サトリはまた言います。「こわい!と思っただろう?」「無視しよう!と思っただろ?」。木こりは目の前の木を切る事に集中する事にしました。サトリ「もうずっと斧を振っていよう!と思っただろう?」。そうして木こりが一心不乱に斧を振り続けた時、振り上げた斧の刃の部分が外れて飛んでいき、なんと!サトリの頭に、、サトリは絶命した、とこんなお話しでした。
館長先生曰く、「サトリは悟りに通じるのだろう。無心の技は考えて打てるものではない。厳しい稽古の中で、何も考えられなくなった、、もう体が動かなくなった、、そんな時、やっと無心の技が出るのだ。今日も厳しい稽古で頑張ろう」 幼稚園児から中学生・保護者も非常に感銘を受け、しばらくは、、立ち上がる事が、、、できませんでした、、、。
後記 世間の道場は大人中心の権威主義の道場が多数かもしれません。そんな中、館長先生は保護者や子供達にも丁寧な言葉遣いをされます。「子供が中心」「負ける事は恥ずかしい事ではない」「1年400日お酒を飲んでいる(酔えば陽気)」「遅刻してもええから稽古に来い。1本でええから面を打て」等と常々、館長先生は仰ってます。館長先生!今年の夏合宿の夜には、ぜひ子供達にあの「こわ〜い話し」をしてあげて下さい。木こりとサトリの話しに戻りますが、「大人よりも子供達の方が無心の技を打ってるなぁ、見習わなアカンなぁ、そんな想いで君らの稽古を見ています」館長先生はこう締めくくられました。