フォロワーの皆さん!「木こり」の話しを続けます。剣道コラムの木こり、なかなか良い仕事をしてくれます^ – ^。今回は当道場のある先生からお聞きした「木こり」の話しです。昔々あるところに年老いた木こりの夫婦が住んでいました。木こりというのは、晴れた日は山で木をきりますが、雨の日はそうもいきません。
夫「ばあさんや、雨の日は仕事になりませんなぁ」妻「雨の日でもやれる事はありますやろ。怖い怖い山賊らがいつ襲って来るかわかりませんよ。ほれ、この火箸(ひばし)」、火箸というのは、炭(すみ)を燃やす時に使う鉄(てつ)でできた大きなお箸(はし)の事です。夫「火箸をどうするんじゃ?」妻「じいさん、少しは自分で考えなされ」
(昔々の家は雨が降るとポタポタポタ、雨漏りがしてくるのです)
妻「家の天井から垂れてくる雨の雫(しずく)をね、火箸で突(つ)くのです。雨の雫をよく見て、落ちて来たところを、手を真っ直ぐ伸ばして突くのです。ほれ突きなされ」夫「ばあさんも突くかね?」妻「私はこれですわ」とばぁさんは囲炉裏(いろり)で使う竹串を持っています。竹串といっても、鮎(あゆ)を刺して囲炉裏で焼く串なので、とても大きな竹串です。でも、じいさん、突いても突いても上手く突けません。夫「ばあさん、酒をくれんかね?」妻「ちゃんと突けたらあげますよ。あきらめんとやりなはれ」
老いた木こりの夫婦、雨の日のおじいさんは、家の軒下から落ちる雨の雫を火箸で突き、おばあさんは料理をしながら、竹串で雨漏りの雫を突いて過ごすのでした。そうしたところに、とうとうあいつらがやってきました、、、
後記 令和の時代、男らしさ、女らしさ、そんな表現は通らなくなりました。じゃあなんていうのか?自分らしさ、あなたらしさ、でしょうか?安心の「安」、安らぐの「安」という字。その成り立ちは、「ウかんむりに女」です。ウかんむりを家とすれば、家の中に女の人がいれば安心、とまぁこんな意味です。この木こりの夫婦がまさにそんな感じです。男も女も関係ないよ、という令和の時代でも、安の字を「ウかんむりに男」と書いたら漢字テストは✖️です。続きは次回に参りましょう。