精華少年剣道クラブの剣道kids!フォロワーの皆さん!お元気ですか!?
今年も柳生、正木坂(まさきざか)道場での合宿はできませんでした。そのかわり
半日稽古を行いました。稽古、試合、竹刀けずり教室、お楽しみ会、、、、
子供達とホンマに夢(ゆめ)のような楽しい楽しい時間をすごさせてもらいました。
保護者(ほごしゃ)のみなさん、ご準備(じゅんび)ありがとうございました!!!
稽古の終わりに中学3年生が挨拶(あいさつ)にきてくれました。「これからは
勉強に専念(せんねん)です」。そうか、もうそういう時期(じき)か、、。
今から41年前の夏、中学3年のわたしもそうでした。奈良市の大会で負けて
部活は引退(いんたい)、柳生剣友会の稽古に行き先生に挨拶をしました。私は剣道がイヤでイヤでしょうがなかったのでスッキリした気持ちでした。やっと終わった!そんな感じでした。80歳の老師(ろうし)は、こうおっしゃっいました。
奥 田 「先生、今日で引退(いんたい)です。」
老 師 「うむ。高校でも剣道をするのか?」
奥 田 「まだわからないです」(心の中の声「やるわけないやん!」)
老 師 「剣道はなぁ、道や。まっすぐの道もあれば、戻り道(もどりみち)も
ある。いつでもここへ戻ってくればよい。高校で他のスポーツを
やっても、またいつか剣道をしたらええ」
奥 田 「心にとめておきます」(心の中の声「ゼッタイ!やりませんから!」
老 師 「人生(じんせい)はまわり道、より道、戻り道の繰り返しやゾ。お前が
剣道をはじめたときになぁ、剣の道ができてしもたんじゃ。でもその顔を見ると、、いづれの道にもわかれをかなしまずじゃ」
後記 先生はわたしの気持ち(きもち)が、剣道からはもうすっかりはなれているの
を見ぬいてました。でも30年近くたって、また私は剣道に戻ってしまいました。
私の剣道なんて、打つのか?ガマンするのか?迷う(まよう)事ばかりです。今回は
奥田の剣の道は迷い道(まよいみち)、迷い道クネクネというお話しでした。