トルコ武者修行その3(つづき) フォロワーの皆さんお元気ですか?いよいよ稽古に向かいます。ホテルのフロントマンのサルカン君の強いススメで、イスタンブールのこっち側からあっち側まで船で行く事にしました。私は奈良の山育ち。海への憧れや怖れはハンパではありません。剣道の稽古に船を使う?それがまず信じられませんでした。トルコと船、昔のトルコのオスマン帝国、最盛期にはアフリカのエジプトまで進出していたそうです。もちろん海軍も強かった。その流れを汲むトルコ人にとって船は日常の足なんですね。
2月8日土曜日夕方5時、ボスポラス海峡を船で渡ること20分、カドキョイの港に着きました。小雨まじりでめちゃ寒い。会う人会う人に「ニンハオ」と言われ、その都度その都度「ジャパニーズ!」と言い返しました。港から活人館道場まで2キロ弱。タクシーに乗ろうと声を掛けたのですが、距離が近すぎたのか大型バンの「乗り合いタクシーに乗れ」と言われました。大型バンはいつ出発するかわからない雰囲気だったので、結局は歩く事にしました。それにしても防具は重い‼️だらだら続く坂道を登ること40分、やっと建物が見えました。
そこは日本の公民館に小さな体育館が着いているような施設でした。体育館の床はコンクリートでとても固かったです。現地の子供が4人、紺の道着を着て足さばきの指導を受けてました。子供達はわざわざ私のところに来てくれて「オネガイシマス」と日本語で言ってくれました。最初に挨拶をした男性はシャヒンさん。京都の武徳殿や武道センターでも稽古をした事がある方でとても話しが弾みました。
指導者はアイドートゥさんご夫妻。子供たちの指導は奥様がされてました。稽古は大人ばかり10人、その内1人はイスタンブールで働いているフランス人の女性でした。初心者レベルの方は3名、そのフランス人の女性含め他の7名は私より遥かに強者(つわもの)でした。もう全然敵わない、、、それでもなんとかなるのが剣道の稽古です。私はもう2時間必死に竹刀を振り続けました。回り稽古では、私が10本取り、取られたのは100本❗️それぐらい打たれに打たれました。トホホ、、、(つづく)
後記① 大げさでも無く100本位は打たれた、、剣道は自分との戦いです。全力を出した結果であれば何も恥ずることはありません。むしろ異国の地で剣を交えるその清々(すがすが)しさ❗️稽古の後の団欒の気持ちよさ❗️それは日本の稽古終わりと全く同じです。言葉はわからないけど通じるものがある。「活人」というのは私の故郷の柳生の教えです。「剣で人を傷つけたり殺したりしてはいけない、人を活かすのだ」というものです。異国の地でこの言葉と出会いとても感慨深いものがありました。
後記② トルコのトレイ事情(男性用)です。トルコのトイレはどこでも男性用のアサガオの位置がとても高いです。私は身長172センチですが、それでほぼ余裕無しです。ちびっ子は絶対届かないです。ちびっ子は個室を使うのだと思います。トイレと云えば、先日の稽古で館長先生が「トイレのスリッパがきちんと並べらていて良かった」と話されました。いつもきちんと並んでいる事を祈りつつ、、さぁ稽古しよう❗️

