奥田の剣道コラム

Number059 2025/03/08


トルコ武者修行その4(つづき) フォロワーの皆さんお元気ですか?2月10日月曜日、この日も小雨でした。日中はイスタンブールを観光し、夜の稽古に備えました。前回の活人館はホテルから遠かったけども、この日のベイオールスポーツクラブはホテルから徒歩数分です。と云うよりも、ベイオールスポーツクラブでは月曜木曜と2回稽古をするつもりでしたので、ベイオールスポーツクラブから近いホテルに滞在していたのです。

このクラブはとても歴史のあるスポーツクラブです。バスケ、サッカー、バレー等が中心ですが、30年程前に剣道部門も設立されたそうです。指導者はハムシュハインさん6段。彼は国際武道大学に1年間留学していた剣道の猛者です。猛者といっても面を外せばとても優しい表情の方です。写真前列の中央の方です。

驚いた事にこの日はロシアからクラブチームが遠征に来てました。Hebikanというチームで、日本語では「蛇館」です。「なぜ蛇か」とリーダーに問うと彼は「蛇のように身をかわして、そして攻め1本取るのだ」と教えてくれました。私は図らずもロシアの20代の男女6名も含めて稽古をする事になりました。トルコの方は5名、初心者の方は2名で他の3名はハムシュハインさん含め私よりはるかに強者(つわもの)でした。

稽古終わりにハムシュハインさんの提案で団体戦の試合をする事になりました。私は明らかに最年長です。「見取り稽古をしよう」と思ったのですが、なんとベイオールの次鋒としてロシアと対戦する事になってしまったのです(つづく)。

後記 イスタンブールの地下鉄は地上も走ります。道路と同じ高さの路面電車で、改札はあるけども結構いい加減です。小雨で雪混じりの寒い中、子供達が3人乗って来ました。皆さん、この小学生ぐらいの子供達の姿を想像してください。想像してもらえましたか?今これを読んでいるのが小学生、中学生なら余計真面目に想像して欲しいです。何を持っていたかも含めて想像して下さい。剣道コラムだし、道着を着た子供達が元気よく乗車してきた?それならどれだけ嬉しかったでしょう。現実の彼ら3人は寒空の中、裸足でした。服は破れて胸元が見えてました。寒さに震えながら、道路から電車に乗って来ました。明らかに不正乗車です。大きなビニール袋には「から」のペットボトルがたくさん入ってました。これをどこかに持っていけば現金に換える事ができるのでしょう。いつの時代も犠牲になるのは女性と子供です。トルコは多くの移民を受け入れてます。島国の日本では考えられないけども、隣国と地続きのトルコには不法移民も多くいます。これが今、この世界で起きている事です。大人にはもう解決能力がありません。高校生、中学生、小学生、子供達へのお願いです。日本を、世界を、なんとか救って下さい。大人ではもうアカンのです。世界は広い、そして悲しい。


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