精華少年剣道クラブの剣道kids!フォロワーの皆さん!お元気ですか!?
剣道に関する言葉(ことば)や熟語(じゅくご)って生活(せいかつ)になじん
でますね。面手ぬぐいや旗(はた)に言葉を入れてる道場や学校も多いです。
長男の母校の精華西中学校は「文武両道」ぶんぶりょうどう、です。勉強
も部活もガンバレ言う意味(いみ)です。では失礼ですが鎬ってよめますか?
「しのぎをけずる」の鎬です。刀(かたな)のよこの、高くなったところが
鎬(しのぎ)。ここを刀と刀でけずりあうようなとても激しい(はげしい)勝負
(しょうぶ)をする、そんな様子(ようす)を言います。
でもやはり有名なのは「交剣知愛(こうけんちあい)」ですか?みなさん、
その意味(いみ)は知ってますか?「剣道を通じて(つうじて)、仲良くなる」。
私はそう理解(りかい)していました。ところが、もう少し深い(ふかい)意味
があります。
自慢(じまん)ではないですか1本もとれず負ける試合もあります泣。団体戦
(だんたいせん)のスコアが 0ー10、そんなことになったらさすがにへこみ
ます(そんな時代も館長先生はたえてくださいました)。でもね?相手(あいて)
の選手(せんしゅ)や監督(かんとく)、保護者(ほごしゃ)の人達が、こんな感想
(かんそう)を持ったらどうでしょうか?たとえば、
・「精華は試合にでられない子も一生懸命(いっしょうけんめい)応援している。
チームの仲(なか)がええねんなぁ」
・「精華の先鋒(せんぽう)、大きな面を打ってたなぁ」
・「精華の次鋒(じほう)は蹲踞(そんきょ)が美しい(うつくしい)!」
・「精華の中堅(ちゅうけん)、迫力(はくりょく)ある声やなぁ」
・「精華の副将(ふくしょう)の残心(ざんしん)めっちゃカッコええ」
・「精華の大将(たいしょう)の面、めっちゃキレてたなぁ」
・「精華は監督も応援する人も、判定(はんてい)に不服(ふふく)そうな顔(かお)、
全然(ぜんぜん)せえへん。剣道をまっすぐ理解(りかい)してる。精華とまた
試合がしたい!」
つまり、試合や稽古をした相手に「この人ともう一度、剣道をしたい!!」
そんなふうに感じて(かんじて)もらおう!!そう思ってもらえるような剣道を
自分達はするんだ、それが交剣知愛の本当の意味です。人生(じんせい)も同じ、
この人とまた会いたい、またいっしょに仕事(しごと)をしたい、子供たちには
そんなふうに思ってもらえる人になってほしいと思ってます。
後記 試合は延期(えんき)です。団体戦(だんたいせん)も個人戦(こじんせん)
も強い相手ばかり笑笑。私は延期になって少しホッとしてます。と言うのも、
交剣知愛の本当の意味の剣道をするには、まだまだだ、と思ったからです。
3ヶ月延期?そのたりないところをうめるのにちょうどいい期間(きかん)です。
と言う事で今回は「♪さあ♪鍛えよう(精北少校歌) 」 と言うお話しでした。
すごもり期間、「素振りせぇ!」ゆーてもテンションが上がらない子達にも
繋がり(つながり)がもてるように、考えています、、、。