ハーイ!剣道kids!保護者の皆様!元気にしてますか?2月も半ばです。
「お前の練習で負けるはずがない!」「出し尽くせ!」剣道の試合中に先生から、こんな声を掛けてもらえたら嬉しいですよね。これは今年の箱根駅伝 で、ランナーに伴走する車から監督が出した声なのだそうです。ランナーはみんな20歳前後、今年は31歳の方もいて話題になりました。 剣道の応援はどうでしょうか?皆様もご存知のように、小学生の低学年でも 大人の試合でも応援は拍手のみです。審判規則によると「***サインなどに よる指示や試合者への声援をしてはならない」と書かれてます。拍手は良い、 と言う記載は探せませんでしたので、「せめて拍手はさせてよ!」って感じ なのかも知れませんね。
箱根駅伝の復路の日、私は東京ドームでアメリカンフットボールの試合を 観たのですが、こちらは基本的にはサインプレーが中心です。そう考えると やはり剣道の試合と言うのは、「誰も指示してくれない」「応援はしてくれ ても、声援は貰えない」競技なんだと改めて思いました。自分で考える、、、 当たり前ですが、こんな崇高な競技をしている時点で「子供達にはかけがえの無い経験なんだ」と思います。
親御さんが子供に何を習わそうか?考えたとき、この剣道の特性はアピール ポイントになるかも知れません。「勝ち負けも大切かも知れないけど、剣道は 自分で考えて行動しないといけない。そんな競技は他にある?」って感じです。 と、ここまで書いておいてなのですが、、。
YouTubeが見られる方は「剣道 全日本選手権 権瓶」で検索をして下さい。 第63回大会で権瓶(ごんぺい)選手と竹ノ内選手の試合が見られます。 開始早々、衝撃的な!!事が起こります!!種明かしをしてしまいますが、小さい女の子が「ゴンペイセンセーガンバレー!」と大きな声で応援したのです。YouTubeだとわかりにくいですが、私はこの試合をテレビてみてました。可愛いらしいハッキリした大きな声でながれたので、アナウンサーの方も少し困りながら「剣道は声をだしての応援はいけないのですが、、つい声が出たん でしょう」とフォローされてたのを記憶してます。
後記 この時、テレビでは会場のどよめきをしっかりとひろってました。 そのざわめきには、「けしからん!」と言う雰囲気は全くありませんでした。 私も含め「ゴンペイセンセー、愛されてるんやなぁ、羨ましい、、」そんな 空気感でした。とは言えこれはあくまでも例外です。ですから稽古の時には子供達にはたくさん声を掛けてあげようと思ってます。言葉の力って言うのは 良くも悪くも大きいです。