ハーイ!剣道kids!保護者の皆様!ご縁をいただいた皆様!お元気ですか? 6月の山城大会が終わりました。よい成績だった子も、残念だった子もいると 思いますが、まずは前日までの2週間に及ぶ毎日!!自主稽古、頑張りました。
ラジオのニュースでこんな報道がありました。「大相撲名古屋場所を前に コロナ禍で自粛していた出稽古を再開した」というものです。キーワードは 「出稽古(でげいこ)」です。稽古にランク付けをするのはどうかと思いますが あえてランク付けをしてみます。当道場で言えば、週2回の稽古は通常稽古、 1人でやる素振りは通常稽古より上、出稽古は更にその上です(個人の感想)。道場のみんなでよその道場へ出稽古に行く、、たくさんの道場がくる合同 稽古ならまだ気持ちは楽です。でも、よその道場と相対で稽古する、それは子供達だけでなく、保護者の方も、指導者も緊張するものです。キビキビとした行動がとれるか?大きな声がでるか?胴紐や面紐がすぐほどけないか? 心配すればキリがありません。
相撲や剣道には出稽古を受け入れる文化というか慣習が昔からあります。「もっと上手くなりたい!是非稽古をさせて下さい!」そんな気持ちに応え ようという文化です。館長先生のお考えも「どこの道場でも、どなたでも、どうぞいらっしゃい!」だと思います。でもこの出稽古、「道場のみんなで 行く」ではなくて、「君が1人で!出稽古に行く」となればどうでしょうか? 「1人で出稽古なんかムリ!」と言う子も、「行きたい!」と言う子も、想像して下さい。出稽古に行く覚悟、心構えです。それは「一番大きな声を だす」「一番早く面を付ける」「一番一生懸命な稽古をする」「一番末席に座る」そういう姿勢です。子供も大人も出稽古に行く時の心構えは同じ、非常に緊張するものです。そんな心構えで来られるからこそ、受入れる方は「どうぞいらっしゃい!」となる訳ですね。
後記 いつもの稽古メンバーの中に「稽古に飢えた子が入る」、、それはもう多かれ少なかれ化学反応が起こります。実はこの自主稽古の間、1人で 出稽古に来た6年生の子がいました。3回参加してくれましたが、1人出稽古のお手本のような子でした。ご両親も強く指導されてるんだと思いますが、「精華で習っている人達の稽古時間を奪って稽古をさせて貰ってるんだ」、 そんな気概がこちらにも伝わって来ました。精華kids達はどうでしたか? まさか、「1人入ったから少し休めるわー」って考えた??そんなkidsは いませんよね( ; ; )?