精華少年剣道クラブ
代表 原田 正行 挨拶
当クラブは、精華町在住の剣道愛好家が集まり「少年剣道の団体を作ろう」との祈願から平成20年9月、精華町の一角に産声を挙げました。
まだ結成後、日も浅く試行錯誤の現状ですが、指導者の経験と熱意は、どこにも負けないものと自負しております。
1.指導の主眼
当クラブの指導の主眼は基本の習得にあります。
子どもたちが将来、大きく、まっすぐに伸びていくための土台作りとなる剣道の基本を身に付けるべく、稽古の大半を基本稽古に費やしています。
また、その前提ともなるべき立居、振舞い、礼法、作法の指導、随時指導者の経験による剣道談話等、現代社会では経験することの少ない時間がここにはあります。
2.剣道の特徴
剣道が、他のスポーツ競技と大きく異なっている点は、相当の高齢になっても行えるということで、高齢で体力が衰えてきても剣道そのものは、まだ伸びていき、少年と高齢者が同じ土俵で稽古できるという点にあります。
この様な競技は他にありません。少年達が高校、大学を出て社会人となってからも剣道を続けていく生涯剣道を実践できるような指導が望まれます。当クラブには多数の指導者が子供達の個性を見ながら指導に当たっております。
安心して入門してください。
3.剣道のすすめ
「剣道のすすめ」として、古書から引用させてもらいますと
「心の底から青少年に剣道をお勧めしたいと思っております。体を丈夫にするという点だけから申しましても剣道は十分お勧めする価値がありますが、それ以上、剣の徳は申し上げることが出来難いほど広く大きなものがあります」
「剣道は竹刀の戦いではなく、真に心と心との戦いである霊と霊との戦い、人格と人格との攻防である」
「何より真剣味、刀を交えて真剣勝負をする時の心持、あの緊張この上なき真剣味」等々が記されています。
剣道の道場は、自己を鍛える場所であり、人作りの場であります、少年達が社会に出てから、剣道の精神を発揮して、社会の各分野で活躍、貢献できるようになれば、今の世の中、それだけで剣道の目的は達せられるのではないかとの思いがあります。
しかしながら、その剣道の精神を発揮するためには、勝負という非情で厳しい過程をくぐり抜けて行かねば身に付かないのも事実であります。
経験豊富な多くの指導者のもとで剣道を学びませんか。皆様の入門をお待ちしております。